皆さん、こんにちは。フジヤ薬局戸尾店です。
1年ぶりにスタッフ通信の担当を致します。宜しくお願い致します。
思い出せば、昨年の今頃は、毎日新型コロナウイルス感染者数の報道に一喜一憂しながら、国の呼びかけによる外出自粛やマスク着用の徹底を心掛けたものでした。また梅雨時期ということもあり、室内で過ごす時間が多く、私は夏バテに良いといわれる梅肉エキス作りに初挑戦し、慣れない作業に長時間かけて、それなりの酸味がある梅肉エキスができあがりました。
長く続いたコロナ禍の生活が今年5月8日から大幅に変わり、行動制限も解除され、徐々に街の活気も取り戻されつつあります。
この取り戻した明るい日常を継続できるよう、今後もうがい・手洗い・換気などの基本的な感染対策は心掛けていきたいものですね。
5月24日には気象庁の3ヶ月予報が発表され、降水量は「ほぼ平年並み」、平均気温は「平年並みか高い」とのことでしたが、毎年のことながら、「熱中症警戒アラートが発表されていないか」を確認すること、「日陰を歩いたりこまめに水を飲んだりして熱中症対策を心がけましょう」との周知がされました。
すでに5月の夏日から、熱中症になった方の救急搬送がニュースで報道されていますので、この夏の過ごし方には今からの備えが大切だと思います。
これについて、日本気象協会ホームページでは、「熱中症ゼロへプロジェクト」ということで、体を暑さに慣れさせる(暑熱順化)方法をまとめています。
具体的な暑熱順化の方法は、
*ウォーキングは30分、ジョギングは15分で、頻度は週に5日程度が望ましいとしています。
その際に、意識して少し汗をかくことが大切だそうです。
*または、週3回程度のサイクリング(1回30分)、週に5日から毎日の室内で行う軽いストレッチ(1回30分)も望ましいそうです。
*入浴についてはシャワーだけでなく湯船につかって適度に汗をかくことが大切だとしています。
「熱中症予防についての基本的な対策方法はわかったけれど、ほかにはどんなことができるのかな?」という方に、
フジヤ薬局では「コンクレバン」、「健創清心液」をおすすめしております。
まずは、皆さんにおなじみのコンクレバンがなぜ熱中症予防にいいのかをお話し致します。
「コンクレバンの効能・効果の中には熱中症に良いと書いてないけれど…。」と不思議に思われる方も多いと思います。
話がコンクレバンからはそれるのですが、2年前の2021年6月にNHKで放送された熱中症予防の特集で「熱中症予防は牛乳とウォーキングで 目指すのは“血液量”の増加」というものがありました。その中で、「ややきつい運動(早足でウォーキングする程度)の後にコップ1~2杯の牛乳を飲むこと」が血液量を増やし、汗をたくさんかくことができ、体の外に熱を逃がせるようになり、熱中症予防につながると専門家の方が説明されておられました。
専門家の方が推奨されていた牛乳は体、細胞の原料となるたんぱく質です。たんぱく質は体の中で消化されてアミノ酸となり、腸から吸収され肝臓に運ばれて、アミノ酸から体に必要なたんぱく質に再合成されて初めて体の役に立ちます。
そして体に必要なたんぱく質の一つがアルブミンです。アルブミンは血液を作り出すのに不可欠な成分であり、運動をして汗をかくと肝臓は急ピッチでアルブミンの合成を始め、アルブミンの量が増えることにより血液量も増えて、汗をかきやすくなり熱中症になりにくいという結果を出しているそうです。
たんぱく質をとることはとても大切です。しかし、肝臓が弱ってたり疲れているとアルブミンは合成できません。
そこで、コンクレバンが活躍することになるのです。
実は、コンクレバンの主成分である肝臓加水分解物はたんぱく質を分解したアミノ酸であり、肝臓を元気にする働きを持っています。肝臓が元気だと、体に摂り入れたたんぱく質(アミノ酸)を無駄なく利用することができるのです。運動の後に、アルブミンを増やす条件が整っているコンクレバンを飲む習慣をつけると、血液量を増やし、汗をかく元気な体が作られます。
これが、フジヤ薬局がおすすめする「コンクレバンで始める熱中症予防対策」です。
夏を迎える前から、暑熱順化とともに熱中症に負けない体づくりにコンクレバンをお役立て下さい。
コンクレバンは500ml×1本(10~16日分)で3456円(税込)、500ml×3本(30~50日分)で9295円(税込)となっております(3本入りがお得!です)。
ちなみに、コンクレバンの「麦茶割り」、「牛乳割り」、「スポーツドリンク割り」が私の好きな飲み方です。
次に夏におすすめのお薬をもう一つ、「牛黄(ゴオウ)」が入った「健創清心液」という滋養強壮剤についてお話し致します。
「牛黄」という生薬の名前を、初めて聞かれる方も多いと思います。「牛黄」は千年以上の前より日本でも愛用されている高貴な生薬です。金(ゴールド)よりも価値があるといわれる生薬の「牛黄」とは牛の胆石のことで、牛の胆のうから採取しますが、1000頭当たり1頭位からしか取れません。中国の医学の古書「神農本草経」や日本薬局方にも記されており、開竅薬と言われています。「開竅」とは身体の竅(穴)を開くことで、そこから邪気を追い出し、臓器を賦活し、それぞれの機能を改善、回復させるという病気を治していくという働きです。
「牛黄」のその開竅作用の中の一つに「発熱を下げ、のぼせやほてりを鎮める」というものがあります。
牛黄の効果は強いのでこれだけを服用することはありません。
この牛黄に、牛黄の効果を調節する働きのある「気」や「血」を補う生薬、消化器系の働きを高めて体のエネルギーの産生量を高める生薬(ロクジョウ、ニンジン、センキュウ、トウキ、カンゾウ、ケイヒ、オウギ)が入っているのが健創清心液です。
健創清心液のこの構成が日本の暑い夏によって乱れる身体と気力を守ってくれるのであり、体に熱がこもってだるい時、汗をかき過ぎて元気が出ない時に体を整えてくれます。健創清心液と一緒に、ミネラルを含んだ麦茶や、塩分と糖分をバランスよく配合したスポーツドリンクで水分補給をするとより良いでしょう。
また、健創清心液はカフェインが含まれており、夏のお出かけ前に1本飲んでおくと、ここぞという時に元気でいられる「発電ドリンク」です。つい頑張りすぎて疲れても、生薬やビタミン類が体力を取り戻してくれます。飲んだ時の「これぞ生薬」という味からも、効き目を実感できますよ。
「神農本草経」に「命を養う薬」と記された、主成分の牛黄が20mg(1本50mlあたり)とたっぷり入った健創清心液は50ml×2本入りで3817円(税込)です。何かと忙しく、出かける機会が増えるこれからの時期に、熱中症予防と滋養強壮を兼ね備えた心強い味方となるでしょう。是非お役立て下さいね。
今回お話し致しました、コンクレバンや健創清心液で厳しい夏を乗り切るということは、夏の疲れを秋に引きずらない事にもつながります。6月に秋の話とは気が早いと思われますが、「備えあれば憂いなし」ということで、
これから先の季節を元気に過ごすためにも、「皆さまの街の健康応援団」のフジヤ薬局へご相談ください!